Pattern Pot - ±0 M
¥8,800
SOLD OUT
【Product】
Pattern Pot - ±0 M
うーたん・うしろさんの作品は、1つ1つに個性があり、手に取る角度によって表情が異なります。またテクスチャーや釉薬に力強さがある為、コーデックスやサボテンを植え付けした際には、より植物の個体が力強く感じられるかと思います。
また植木鉢として使用するだけではなく、作品単体を空間に置いても存在感があり、ディスプレイとして使用いただくこともできるのではないでしょうか。
〈以下、うーたん・うしろ作品解説〉
Pattern Pot - ±0
文様のある作品をPatternと表現しています。
陶芸を始めた頃から、器に文様を施すということを継続しています。紐状の粘土を表面に接着したり、指で押さえて文様を描く方法もありますが、こちらの作品は親指くらいの太さで表面を彫って文様を施しています。
彫ることによって面と角が際立ちますが、縄文土器や、プリミティブな文化における文様造形は粘土を足して作っていき、彫ることは不思議と少ない様です。足し算で作るか、引き算で作るかという問題は、完成すればどちらでもいいのかもしれませんが、個人的には極めて重要なテーマです。
そんな中、彫った時に出る粘土を再び器に接着し、マイナスした分をプラスしてゼロに戻すという折衷案を思いつき、ひとまず落ち着きました。明らかに迷走、考えすぎかもしれませんが、±0のプロセスを経て、くっついた粘土の何割かは剥がれ落ち、Apoptosisと関連する様な興味深い技法となりました。
この作品は、土に荒い砂の入った白土や磁土、砂をブレンドし、石の粉末を中心に調合したシンプルな釉薬を使用しています。
【size】
W:15cm×H:9.5cm
【陶芸家】
うーたん・うしろ
1990年生。
レスキュー隊員として消防署に勤務する中、陶芸に出会い作陶を始める。
山で掘った土や石を使い、薪をくべて器を焼く。何かが燃える時の光や、溶けて崩れる様子に注目しつつ、「踊る身体」と「作られるもの」の交点から、活動を展開。
【注意点】
・一点一点陶芸家自ら、手作業でデザインを施している為、全く同じテクスチャーは存在しません。
・また記載サイズはおおよそになりますので、ご了承ください。
・窯入れのタイミングや諸々の事象により肌質・色味・濃淡にムラが出ることが御座いますが、ご了承ください。
・表面の細かな傷・ピンホール・釉薬のムラ・付着物がある場合がございますので、ご了承ください。